今回の事例は、数年間滞在していたコンドミニアムを退去するにあたり、オーナーからダメージ費用として26,760バーツを請求され、デポジットの返却金額が減額されてしまったケースです。退去時には、オーナー・入居者・当社の三者立ち会いでルームチェックを実施しました。その際オーナーから指摘されたのは、ソファー表面の生地の破れ、テレビ台の塗装の剥がれ、フローリングの繋ぎ目の溝、そして部屋全体のビッグクリーニング費用です。これらを理由に、デポジットからダメージ費用を差し引くという主張がなされました。
提示された内訳は以下の通りです。
- 部屋のクリーニング費用:5,000バーツ
- ソファ修理費用:13,910バーツ
- テレビ台の塗装修理:5,350バーツ
- フローリング修理代:5,000バーツのうち半額(2,500バーツ)
合計26,760バーツがデポジットから差し引かれるという内容でした。
しかし入居者は、ソファーは通常使用のみで乱暴な扱いはしておらず、床についても心当たりがないと主張。テレビ台の塗装の修理とクリーニング費用については納得できるものの、それ以外は受け入れがたいという意向でした。
ソファー表面の生地の破れ
テレビ台の塗装の剥がれ
フローリングの繋ぎ目の溝
当社では、床のフローリングにできた溝について、入居者の過失ではなく、木材が経年劣化とともに収縮して発生した可能性が高いと説明しました。またソファーの擦れについても、数年間の使用による自然な劣化と考えるのが妥当です。さらに問題だったのは、これらの修理費用が業者による正式な見積書ではなく、オーナー独自の金額提示だった点です。このような場合、後から保険を適用することもできません。
結果としてオーナーの主張は覆らず、入居者にとっては理不尽とも言える請求となってしまいました。そこで当社では、入居者様に過度な負担がかからないよう、ソファ修理費用と床修理代半額の合計16,410バーツを当社負担とする決断をしました。
最終的に、オーナーからはデポジット109,200バーツから26,760バーツを差し引いた82,440バーツが入居者へ返金され、その後、当社から16,410バーツを別途返金しました。入居者様からは「ダメージ費用をすずき不動産で負担してもらえて本当に助かった」とのお声をいただいています。
オーナーから返金されたデポジット82,440バーツ
当社から返金した16,410バーツ
すずき不動産では、バンコク賃貸においてデポジット返金拒否や不当なダメージ請求が発生した場合、入居者様に負担を強いることなく、当社が立て替えて先に返金する体制を整えています。これは退去時に限らず、入居中のトラブルにも同様です。通常使用の範囲内での家電故障や、古いキーカードの不具合など、本来オーナーが負担すべき費用を請求されるケースにも対応しています。
当社では、こうした実例を隠さず公開することで、これからバンコクで物件を探される方の判断材料として役立てていただきたいと考えています。バンコクで安心して賃貸物件を探したい方は、ぜひすずき不動産へご相談ください。賃貸トラブルが起きた際も、責任を持ってサポートいたします。























